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先週末のゲート前

2月を迎えてしまいましたがBalaiyasa Manggaraiの205系H1編成、デポックの8618F共に動き無し…。中国中車受け入れでデポックは忙しいのかもしれませんが、H1すら出てこないというのは意外でした。しかし、編成札が再設置されましたね。今週中に試運転が設定されるでしょうか。要検(P24)の6101Fもまもなく出場しそうな感じです。倉の中には欠車中の205系中間車の姿が。




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倉脇の廃車置き場にも欠車中間車

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削正線も205系
位置的に編成番号はわからず・・・

問題児、空港特急車の要検(P24)がひと段落し、ようやく工場業務にゆとりが出てきたようで、欠車205系中間車の動きが激しくなっていますね。詳細はおいおい各記事でおしらせしますが、ハチャメチャだった組成がようやく元の姿に戻りつつあります。これでCRRC新車がどっと入れば、ようやくまともな整備が実現するのではないでしょうか。

あまりにも代わり映えがしないので、ゲート前、おまけ画像を。

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Dawonsys冷房を上から見てみましょう

引き続き話題沸騰中の6ドア専用、韓国Dawonsys製冷房。この1週間でも2~3本が新たに冷房換装の対象になっており、全くアップデートが追い付いていません。乗るときに限って、やってきて、いざ撮ろうとすると全然来ないもので…。そして気づけばスルポン送り…ということで、ブログの方でお知らせ出来るのはしばらく先になるかとは思いますが、ツイッター版の方では見つけ&証拠写真撮れ次第、逐一アップしておりますので、あわせてご参照下さい。このペースからして、月検入場時に所属区で換装を実施しているものと思われます。しかし、屋根受けから見ても、ぱっと見はAU75系列そのまんま。KCIの強いこだわりを感じます。

さて、あれよあれよという間に2月になってしまいましたので、最後まで公開されなかったKCI管内の改正内容をジャカルタ首都圏を中心におさらいしましょう。

ダイヤ改正後の各線時刻はこちらからダウンロード下さい。
※クリックするとPDF版時刻表がダウンロードされます。

第一事業部

特にインフラ面でも車両面でも改正のしようがなく、前ダイヤが現状できる最適解でもあるので、まあ現状維持なわけですが、やや変化も。目を見張るのはスルポン線の速度向上でしょう。カーブが多い為、ブカシ線のような高速運転は出来ませんが、最高速度が70㎞/hに引き上げられ、一部区間停車時分の見直しもあり、タナアバン~ランカスビトゥン間が107分から97分に10分の短縮を果たしています。そのため、往復で20分の短縮となり、運用数が20本から18本に削減され、その分でボゴール線の10連・12連運用(8連×3を12連×2に戻すとか戻さないとか…)が増加しています。

ボゴール線にはほとんど変化はありませんが、ボゴール発着の一部がナンボ発着に振り替えられ、概ね1時間に1本の本数が確保されており、これは大きな改善と言えるでしょう。

大きな変化と言えば、コロナ禍、さらにその後の車両不足で毎時3本→毎時2本(3運用→2運用)に減便されていたタンジュンプリオク線の暫定ダイヤが、今回から正式に毎時2本となり、従来の19分~38分毎というトンでもダイヤから、30分の等間隔ダイヤに復帰しました。新車が出揃った暁には20分毎の復活は果たされるでしょうか。


ムラク線は増発もなく、スルポン線との接続等を考慮した時刻修正のみで大きな変化はありません。


こちらも現状維持のスカルノハッタ空港線。国営企業相に怒られてもなお、開業時の所要時間に戻ることもありませんでした。運用数は5ですが、引き続き日中時間帯に1時間穴が存在しており、1運用は朝夕のみの設定です。いい加減、終日5運用にしろ、と。10本配置で半分も使わないってあり得ないでしょう…。使わないのなら余った編成をジョグジャに回すか、ジャカルタ~ボゴールの通勤ライナーにでも使ってくださいよ。

第二事業部

バンドン線(プルワカルタローカル)が1往復(チカラン~チカンペック)増発、また早朝のチカンペック発が国鉄の前例踏襲、伝統的な根拠無き通過運転していたのが、遂に廃止され、すべての普通列車が各駅に停車するようになります。ここまでは改善点。一方、バンドン近郊は新幹線リレー号(フィーダー)の増発、30分毎化を果たしたというのに、普通列車は大きく時刻を変更しているものの、パターンダイヤ化は果たされず、趣味のごとくパターンを崩した、トンチキダイヤのままになっています。フィーダーが遅れる原因になっているので、マジやめろ。

第六事業部


ジョグロ線は従来、土休日及び繁忙期のみ運転だった臨時列車を定期化し、13.5往復運転(4運用)になります。ただ、ダイヤ上は引き続き臨時列車扱いとなっており、毎日運転の臨時列車なのか、リリースの13.5往復というのが公式ガセなのか、気になるところです。KFWは基本、予備1、メンテナンス1と、不具合の多さから余裕をもって運用しており、本当に定期4往復になると、万が一の場合、運休が発生してしまうため、CRRC新車がデビュー後、205系の再転属があるかもしれません。

第八事業部


もはや都市鉄道としてオワッテいる、というか行政にまったくやる気ないどころか、近郊列車を廃止したくて仕方ないエリアなので(北海道か!)、何ら変化はなく、ノーコメント。 なお、廃止されていた2つの停留所、Boharan・Kedindingで旅客扱いを再開します。座席キャパシティがもうオーバーしていて、5日前に予約しないと乗車できないという中、2駅も増やしてどうするの、と。

で、ここまでが事前情報で判明していた部分。そして、迎えた2月1日、全インドネシア鉄が狂喜乱舞したビックサプライズが第六事業部から…。

★ウォノギリ線のレールバスを日車KRD(MCW302)に置き換えます。

あのジョコウィ肝いりの粗大ごみレールバスがついにお役御免になったというのは朗報でしかないのですが、それより日車KRDがウォノギリ運用って、激アツな展開でしょう。現状のKedung Sepurが全く撮影地の無いという中なので、これにはすぐにでもソロに行きたい日本人が山ほどいるはずです。走っているうちは華、気色の悪い赤色のソロ市長カラーになってしまう可能性も大ですし、ご老体のMCW302がいつ壊れるかもわかりませんから、撮りたい人は今すぐ急げ‼

そして、最後に。

いつものお願いではありますが、特にジャカルタ首都圏のダイヤは慣例からして、ダイヤ適正化の為、むこう1~2か月間は連日、修正が入る可能性があります。数日後には上記時刻表は使えなくなっている可能性がありますので、ご利用の際は最新の運行情報のご確認をよろしくお願いします。詳細はKCI公式ツイッター、公式アプリCアクセスをご参照下さい。当ブログ、及びツイッター版でも逐一最新情報をアップしてまいります。

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