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6両ずつに分割されてデポックへ
撮影:浦電横様

2月中旬に中国青島港を出港していた貨物船、DA HUAが3月9日夜、ジャカルタタンジュンプリオク港に着岸。翌10日夜から11日夕方にかけてKCI向け新型車両SFC120-V第2・第3編成24両の水切りが実施されました。また、パソソ駅でのオンレール後は、すぐに配給手配となり、13日朝までに6両ずつに分割した上、全車がデポック電車区に到着しています。これにより、2023年12月末に契約された初回導入分3本全ての調達が完了しました。次回到着分から2期契約分の追加8本となります。




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第2編成7号車が港湾地区を行く
撮影:E103系様

ところで、今回、ついに港でのYokoso皆勤記録が絶えたと言うか、大失態と言うか、このタイミングで日本出張を入れてしまっておりまして…。春休みと言うことで、日本人の出入りも多く、撮影者多数でしたし、中古車と違って編成番号が異なるだけで、同じ絵にしかならず、まあこれでも良かったのかなと妥協です。画像提供いただきました皆様、ありがとうございました。はじめ聞いていたところでは、3月20日頃着岸とのことだったので、だいぶ早まりました。船の手配が付いてしまったのでしょうねぇ。

しかし、どんどん出てきますね。年間生産能力数千両を誇るCRRC、あっぱれとしか言いようがありません。工場内もほとんど生産が自動化されており、車体ギャッキアップとかもなく、ホバークラフトの原理で、車体鋼体が滑るように床を流れていくというのですから、本当にところ天方式に車両が出てくるようですね。

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附番方法に注目
撮影:E103系様

今回、第2、第3編成と言うことで、気になるのは車体番号。なぜか1000番台が振られていた第1編成ですが、なんと、その続番とはならず、第2編成は2001から2012、第3編成は3001から3012となっています。車番に関しては無頓着というか、KCIも何もオーダーをしていないのでしょう。こうなると、第10編成、第11編成はいきなり、10000台のインフレが発生しますが、果たしてどうなるのでしょうか。

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シッピングマークは特に変化なしですね
撮影:E103系様

ところで、件のパンタクラフですが、初回到着時に中国製であるとこちらでも記載しておりますが、やはりというか、日系メーカー製(日本製ではない)でした。ここだけはKCIも拘りを見せていますね。この話はまたどこかで機会があれば。

なお、第1編成は引き続き、走り込み試験を連日実施しており、そろそろ運輸省試験も始まる頃合いかと思います。現時点でデビューは4月上旬を見込んでおり、乗車出来るチャンスもすぐそこまで来ています。今は全インドネシア鉄がワクワクしていますが、置き換えが始まれば一瞬なんでしょうね。



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