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茶色い客車を国鉄復刻カラーが牽く

約3週間に及んだレバラン輸送もぼちぼち終了ということで、今シーズン最大のネタ列車となったJava Priorityを紹介します。当列車は昨年末から今年1月にかけての年末年始臨として初設定されていますが、2025年レバラン輸送では設定時刻を大幅に変更し、ジャカルタが朝発となり、ジャカルタからの利便性が格段に向上したのみならず、撮影にも最適な時間帯を走行するようになりました。それのみならず、誰の仕業なのか、今シーズンの運転ではJava Priorityに集中的にリバイバルカラー(スマトラ転属罐含む)が充当されており、2~3日に1回は赤罐か国鉄色が入っているような状態で、特大ネタが投下された感じで、早朝から線路際は大賑わいでした。




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この日はCC201 92 01 JR
美し過ぎる組み合わせ‼

どうも罐の運用を見ていると、運行区間の被るスネン~ルンプヤンガン間のMotis Tengahと絡めているようで、昨年末に多客臨増発用にスマトラから転属してきた赤罐の充当が良く見られましたが、このように復刻国鉄色の充当も何回か発生しました。Java Priority専属にしてもよい良いくらいの編成美です。特に普段はほぼ第9事業部・第8事業部でのローカル輸送にばかりに従事しているCC201 92 01 JRは車体もピカピカで最高の組み合わせでした。

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スマトラの野武士感溢れるCC201 89 17 PWTもJava Priorityに充当

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投石網付きの標識灯がワイルドです

昨年末にスマトラから転属した6両のうち、3両は結局、入れ替え用罐の域を出ないのですが、CC 2018917 PWT、CC 2018912 PWT、CC 2018346 JRは長距離旅客運用にもしばしば充当されており(この他、リバイバル企画で赤罐化したCC 2018348 SDTがいますので、ジャワの本線上には現在4機の赤罐を見ることが出来ます)、特にCC 2018917 PWTはフォグランプ無し、しかも標識灯の投石防護網もそのままという、スマトラ仕様でそのまま運用に就いています。そんなわけで、お上品なPriority編成のギャップがこれまた素晴らしく、何度か朝練に挑んだのですが、そういう日に限って晴れないという…。

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オーソドックスな白罐も一応、上げておきます
朝早いのでジャカルタ市内は基本、影落ちです

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気になる日本車両製の元K2、K1 0 82 24 JAKK(食堂車代用)は、
Mに改番されることなくK1のままでした

なお、今シーズンの編成は以下の通りで、年末年始のときと比べて、組成が変わっています。前回はImperialがジョグジャ側に連結でしたよね。

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田舎でも撮影してみましたが、絶妙に曇りました…

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こちらはCC201 83 46 JR
フォグランプ付きの整った顔立ちですが、
重連総括制御用のジャンパ管が元スマトラ罐の証

そして、泣いても笑ってもレバラン連休最終日の4月7日、再びCC201 89 17 PWTがJava Priorityに充当ということで、絶対に被らないマンガライ駅先端へ。ブカシ方面は真っ暗でしたので…。

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マンガライを爆炎で通過

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高架橋の影が落ちてしまうのはこの際目をつぶりましょう…

そんなわけで、これで無事、10日ぶりの社会復帰を果たしました。次にこんなカラバリの楽しめる多客輸送はいつ来るでしょうか。(早くて年末??)

◆臨時Java Priority◆
KA7037P YK18:20→GMR 1:55
KA7038P GMR 7:10→YK 14:42
・K1 0 91 03 JAKK, K1 0 82 17 JAKK, K1 0 80 06 JAKK, K1 0 82 18 JAKK, K1 0 82 12 JAKK, K1 0 78 08 JAKK, K1 0 82 24 JAKK, K1 0 82 13 JAKK, K1 0 82 16 JAKK, P 0 64 03 JAKK


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