
先週末のゲート前
レバランが明けまして、工場業務もぼちぼち再開といった様子です。前回の入場時期からして、4月の全検(P48)編成と思われる205系横浜線H17+H15編成が入場しました。隣にはメトロ6000系6108Fが半分にバラされています。去年の5月に全検(P48)出場したばかりですから、車両故障でしょう。撮影していると、削正線からH9編成がちょうど出てきました。そのままマンガライ電車区に入れ替えされるのかと思いきや、再度工場内に取り込まれました。

一応、証拠写真
入れ替わりで車輪削正にはH2編成が入りました。
さて、そんな感じで、他の動きもなく、微妙な天気ですので、久しぶりにデポック電車区の橋の上に足を延ばしてきました。CRRC、CLI-125系が搬入後は初の訪問です。CRRCからの3本導入に向けて、年末に廃車整理を行ったわけですが、まもなくINKAからもCLI-225系の1本目、さらにはCRRCからの4、5本目の到着も間近に控え、果たして廃車・休車置き場にどんな変化があるのでしょうか。

手前の橋からちょうど見える位置にCLI-125-3001Fが留置されていました
パン下げしており、今日は動かない様子

手前の橋からちょうど見える位置にCLI-125-3001Fが留置されていました
パン下げしており、今日は動かない様子
3月9日にタンジュンプリオク港に到着しているCLIー125系の第2、第3編成(2001F、3001F)は、さっそく3月17日の週から本線試運転をスタートし、同時に複数編成を続行で走らす電圧関係の試験も実施しており、レバラン休暇前日まで、ギリギリまで繰り返し走行していました。しかし、私が日本に行っていたり、その後、そのままCLI-225系の試運転でジョグジャに行っていたりで、2001Fと3001Fの走行を一度も撮っていないという…。レバラン臨も終わり、ネタもないので、この週末にいい加減、この2本を撮れればなと思っていましたが、レバラン明け後、全く本線試運転が設定されていません。
というのも、先週中ごろにデポック電車区内でDGR職員によるいわくの輪重測定が実施されており、当然ながら輪重差4%などという基準をクリアできるはずもないので、おそらくCRRCメンバーは、いかにDGRを黙らせるか、作戦会議中といったところかもしれません。そもそも、このヨーロッパから持ち込まれた(DGRのドイツ工作員の仕業でしょう)輪重差4%という数値は、2018年に適用され、当時整備中だった205系武蔵野編成の運用開始が大幅に遅れました。日本製車両を追い出したいというのが、見え見えで、MRTJですら、この数値をクリア出来ず、未だに問題を引きずっています。物理的にクリアできない中、どのようにDGRを黙らせているのか、あるいは数値をいじってごまかしているのかは不明ですが、CRRCの軽量ステンレス車も当然、これには手を焼くことになります。しかも、今回もデポック電車区内のピット線前の分岐器先の曲線上で計測するという、無理ゲーですので。シュタッドラーはもう過去のものになったんだから、もういいじゃんって気はしますが、DGR親ヨーロッパ派はしぶとく残っているのでしょう。CRRCには無能DGRにガツンとモノ申してもらいたいですね。そんなわけで、この問題をクリアするまで、CLI-125系の試運転は当分お預けです…。

休車ゾーンにポツんと1両
05-208
というのも、先週中ごろにデポック電車区内でDGR職員によるいわくの輪重測定が実施されており、当然ながら輪重差4%などという基準をクリアできるはずもないので、おそらくCRRCメンバーは、いかにDGRを黙らせるか、作戦会議中といったところかもしれません。そもそも、このヨーロッパから持ち込まれた(DGRのドイツ工作員の仕業でしょう)輪重差4%という数値は、2018年に適用され、当時整備中だった205系武蔵野編成の運用開始が大幅に遅れました。日本製車両を追い出したいというのが、見え見えで、MRTJですら、この数値をクリア出来ず、未だに問題を引きずっています。物理的にクリアできない中、どのようにDGRを黙らせているのか、あるいは数値をいじってごまかしているのかは不明ですが、CRRCの軽量ステンレス車も当然、これには手を焼くことになります。しかも、今回もデポック電車区内のピット線前の分岐器先の曲線上で計測するという、無理ゲーですので。シュタッドラーはもう過去のものになったんだから、もういいじゃんって気はしますが、DGR親ヨーロッパ派はしぶとく残っているのでしょう。CRRCには無能DGRにガツンとモノ申してもらいたいですね。そんなわけで、この問題をクリアするまで、CLI-125系の試運転は当分お預けです…。

休車ゾーンにポツんと1両
05-208
今回のデポック訪問のもう一つの目的は休車中の05系の動き。レトロフィット対象の12両は既にINKAに配給されて久しいですが、この12両に一部、台枠及び台車強度に問題のある車がいるようで、デポック電車区に残っている車両に対し、3月中旬から下旬にかけて、再度、探傷試験が実施されました。レバラン前には05系(05-104F,05-105F,05-108F,05-109Fの一部号車)が工場(全検)棟に取り込まれ、台車切り離しての、大掛かりな調査が実施されました。この調査が終わらないことには、4月の全検(P48)編成が入場出来ないじゃないかと思っていましたが、レバラン前までに調査は完了し、元の位置に戻ってきていました。しかし、編成をバラシて工場棟に取り込まれていたため、このようにバラバラです。というか、せっかく整理した廃車・休車置き場が3か月でまた満タンになっており、パズルのようにして押し込んでいる感じです…。205系の車輪交換待ち列が消えていなかったら、今頃完全キャパオーバーでしたよ。

ギチギチに詰め込まれている休車・廃車群

ギチギチに詰め込まれている休車・廃車群
向かって右から6127F、6131F、05-109F(除籍済)、8604F、6105Fの屋根になります。さらにその奥、一番端が6129F。気になるのは6127F。こちらのステッカーを当ブログではまだ上げていませんでした。

みんな大好き、部品取り禁止の張り紙

みんな大好き、部品取り禁止の張り紙
鉄道ファン誌への記事掲載のお知らせにて、記載はしていますが、この張り紙が6127F、6133F、6134Fに掲示されているのが確認されており、今後、何らかの動きがあるものと思われます。張り紙にあるインドネシア語を直訳すると、「この編成は機器更新予定編成」とありますので、INKAのレトロフィット計画とは別(INKAレトロフィットは公式書面で05系24両というのが確定しています)にリニューアル計画が存在していることがわかります。まあ、Dawonsysあたりでしょう。

拡大しないと見づらいですが…

拡大しないと見づらいですが…
そして、この部品取り禁止掲示と関連性がありそうなのが、こちら。昨年8月から運用に入っていない6131F、そして全検(P48)入場しても試運転すら施行出来ていない6129F(いずれも日立VVVF)です。制御装置トラブルと言われていますが、さすがに状態の良い編成ですので、廃車とはいかず、現在対応を協議中といったところと思われます。と言っても、VVVF他、関連装置を丸ごと換装する以外に方法はないですので、Dawonsysに接触を図っているようです。まずは、6129F、6131Fで実績を作って、その後、6127F、6133F、6134Fという流れになりそうです。計画がポシャらなければ、ですが。

一番奥にいたので撮りやすかった6129Fの検査表記
昨年12月に全検(P48)出場したことになっていますが、
一度も運用実績がありません

逆サイド
隙間もないほどに満タン

一番奥にいたので撮りやすかった6129Fの検査表記
昨年12月に全検(P48)出場したことになっていますが、
一度も運用実績がありません

逆サイド
隙間もないほどに満タン
映りこんでいる東急車は8003F、8604F。スペースの関係上か8003Fは4両ずつに分割されています。手前の田窓が6105Fですね。こちらは当然、更新の対象ではなく廃車候補です。

検査期限通り、6月の月検まで受けて、月内に離脱しています

オフレールエリア
変化はありません

検査期限通り、6月の月検まで受けて、月内に離脱しています

オフレールエリア
変化はありません
CRRCの第3陣到着までに、オフレール作業が追加で実施されるのか、それとも05系をINKAに出してスペースを作るのか、当面の間、動向に目が離せません。
続いて奥の橋へ。

まずは定位置観察
続いて奥の橋へ。

まずは定位置観察
05系の探傷検査が完了したため、順当に4月の全検(P48)入場編成が取り込まれました。奥に入りすぎていて編成番号がわかりませんが、マンガライがH17+H15ということは、順序通りならナハ7ということになります。

ピット線は特に…です

DGRの妨害工作?により、洗浄線でパン下げお休み中のCLI-125-1001Fと2001F

ピット線は特に…です
ちなみにDGRの輪重測定はこのカーブしているところで実施します。アホすぎますね。

DGRの妨害工作?により、洗浄線でパン下げお休み中のCLI-125-1001Fと2001F
追求卓越青島四方の精神で土日も返上で試運転を続けていたのに、ここにきてフェードダウンとは…。電車100周年イベントまでにデビュー出来れば良いのですが。
◆収支がかなりマズイ棒◆
1日1回のTETSUDO.COMバナークリックにご協力下さい

コメント