
マンガライ駅高架ホームには初入線
4月22日の電化100周年記念式典にあわせ、ゲリラ的に走行したINKA製新型電車、CLI-225系1001Fですが、4月27日夜から本格的な本線試運転が始まっています。初回は、終電間際の設定となり、デポック~ジャカルタコタ間を1往復しています。当初の予定では早めに出発し2往復の予定でしたが、調整に時間を要し、1往復のみでの終了となりました。すでに何度も撮影していますが、初回ということで見に行ってきました。

ジャカルタの新時代を予感させます

式典以来のコタ入線
JALITAと再びの並び
撮影:E103系様
式典時には環状線経由での送り込みになった為、マンガライ~ジャカルタコタ間の高架区間には今回初入線。近代的な車両はやはり、近代的な線区が似合います。車内にはメーカーの日本人関係者も複数乗車され、データ取りしている姿が確認されました。試運転期間中、デポック電車区には多数の日本人関係者が駐在しており、壁一つで隔てられた狭い詰所内で、中国中車のグループとバチバチのいがみ合いが繰り広げられていたことでしょう。

もう1往復走るかなと思いましたが、これで入区
中線に入ってくれて良かったです

4月28日からは日中の試運転もスタート

別カット
撮影:E103系様
この試運転は連日実施され、28日以降は昼に2往復、夜に2往復(日よっては1往復のみ)する体制で、4月30日までの間続きました。日本からも多数のメーカー関係者がデータ取りの為に乗車しています。なお、GWの兼ね合いもあり、日本からの出張者は一旦帰国し、5月8日から深夜試運転を再開。同日からはデポック~マンガライ~カンプンバンダン~ジャティネガラ~ブカシ間の往復設定となっており、ブカシ線内で高速試運転も実施されています。祝日となっていた5月11日、12日を除いて15日まで毎日設定されており、13日実施分からは満車状態での荷重試験になっている模様です。
KCIも限られたリソースでCRRCの新車と両方の対応をしなければならず、INKAが単独でシステム調整している間(5月1日、2日は夜間1往復のみ設定されました)に、てっきりCRRCの試験運行をスタートするのかなと思いきや(もともとの予定ではCRRCは5月1日デビュー予定でした)が、CRRCはCRRCでフェードダウン中。15日までの試運転スジをINKAが使ってしまっているため、CRRCの運転開始は早くとも5月下旬か、6月上旬になりそうな感じです…。

停車中に観察する暇がなく、未だに撮影出来ていなかったパンタグラフ

型番がわかりました
型番はPT 7206-Aで、従来KCI向けに導入しているものとはまた異なるものでした。ちなみに205系にも6000系にも対応可能なKCI向けの新規導入分の型番はPT 7187-Aとなっています。ただ、シリアルンバーの頭文字はいずれもC-23から始まっており、CommuterのCを表しているのではないでしょうか。
KCIも限られたリソースでCRRCの新車と両方の対応をしなければならず、INKAが単独でシステム調整している間(5月1日、2日は夜間1往復のみ設定されました)に、てっきりCRRCの試験運行をスタートするのかなと思いきや(もともとの予定ではCRRCは5月1日デビュー予定でした)が、CRRCはCRRCでフェードダウン中。15日までの試運転スジをINKAが使ってしまっているため、CRRCの運転開始は早くとも5月下旬か、6月上旬になりそうな感じです…。
おまけ

停車中に観察する暇がなく、未だに撮影出来ていなかったパンタグラフ

型番がわかりました
型番はPT 7206-Aで、従来KCI向けに導入しているものとはまた異なるものでした。ちなみに205系にも6000系にも対応可能なKCI向けの新規導入分の型番はPT 7187-Aとなっています。ただ、シリアルンバーの頭文字はいずれもC-23から始まっており、CommuterのCを表しているのではないでしょうか。
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