DSC_0487_R
何事もなかったように復帰したクハ205ー126

またしてもボゴール線デポック以南での踏切事故です。同区間では4月19日に電車と自動車の衝突する踏切事故が起きたばかりですが、5月6日22時頃、ボゴール線ボジョングデ~チタヤム間の踏切でボゴール発ジャカルタコタ行きの1459列車が踏切内に停車していた軽トラックと衝突、当該編成は205系埼京線ハエ18編成で、クハ205ー126の前面が損傷しました。4月19日の事故では脱線した割にクハ205ー18はわずか2日で修繕されましたが、今回は額縁付近を周辺として損傷が大きく、2週間弱を要しました。





その為、クハ205ー126は一時的に暫定組成を組むことになり、無傷だった9両に、何らかの理由で一時休車中だったM8編成のクハ205ー6を組み込み、暫定ハエ18編成として運用を継続しました。また、5月中旬にクハ205ー126の修繕後も暫定ハエ18編成はスルポン線運用に入っていたため、一時的にクハ205ー126は暫定M8編成として、クハ205ー6の代車として組み込まれました。天気が悪くなかなか撮影機会がなく、証拠写真にしかなっていないのですが、まずは、暫定M8編成に組み込まれているクハ205ー126を紹介します。

DSC_0492_R
2両目が6ドア車でないのが暫定編成の証
5月19日撮影(おそらく、この日が運用復帰初日)

というわけで、先頭が埼京車両に関わらず、2号車が4ドア車という不思議な組成になっています。さらに言えば、電動車は5000番台になっています。以前、ハエ11編成先頭車が倒木で損傷した際にも埼京先頭車、5000番台電動車の組み合わせは発生しているので、何も驚くべきことではありませんが。

◆M8編成の暫定組成化(クハ205ー126修繕後組み込み)
・204-6, 205-212, 204-5015, 205-5015, 204-5008, 205-5008, 204-5021, 205-5021, 205-210, 205-126

DSC_0505_R
一応、証拠写真

なお、上記写真を見るとクハ204ー6の運転台窓が交換された形跡があり、もしかすると投石後の修繕でM6編成も離脱させる必要があったのかもしれません。とはいえ、この交換時期は不明ですので、そうでなければ単に車輪削正が発生していたかでしょう。


ハエ18編成の画像をこっそり差し替えていました

なお、3月の全検(P48)入場だったハエ18編成、当初、曇り画像しか撮れておらず、とりあえず記事に使っていましたが、何か嫌な予感がした為、晴れた日を狙って床下真っ青の状態で撮りなおしていました。実はこれを撮ったのは5月4日でしたので、嫌な予感は的中したわけです。ただ、思いの他、きれいな状態に修繕されて驚いています。まあ、用意周到にしているときに限って、こんな感じですね。衝突時の写真を見る限り、額縁付近が大きく損傷しており、当然スカートも撤去せざるを得ない状況でしたが、逆に全交換で綺麗に修復されたと言えるでしょう。応急処置的に終わってしまったクハ205ー18とは対照的です。

5月24日にデポック電車区で再組み替え作業が行われており、ハエ18編成、M8編成共に同日、元組成に復帰しました。復帰後の様子は別記事でお知らせします。

◆収支がかなりマズイ棒◆
1日1回のTETSUDO.COMバナークリックにご協力下さい
banner_468_60_1

このエントリーをはてなブックマークに追加

コメント

コメントフォーム
評価する
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット