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7122Fがなんと美しく蘇り運用復帰

公開が遅くなりましてすみません。マンレポで既に先出ししてしまっていますが、5月上旬から約2週間ほど運用離脱していたメトロ7000系7122Fが運用復帰しています。同編成は今年1月上旬に一時的に運用を離脱しており、CRRC製CLI-125系11本の導入に伴う所有数削減による用途廃車かと思われましたが、3月上旬、営業に復帰していました。この際、GCUを受けているか否かで今後の方向性が判明するはずでしたが、車体表記からはこの間に何らかの検査をしたかは読み取れない一方で、従来の要検(P24)期日が従来の2025年2月28日から、2025年3月2日に書き換えられるという妙な変化がありました。その後も、車体表記上の検査期日をオーバーする形で運用が継続され、使い倒し期間に突入していることが明らかで、遂に5月上旬に運用を外れたことから、このまま廃車の可能性も伺えましたが、なんとこのタイミングでのGCUとなりました。




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同時に黒ナンバーも復活です

しかも、驚くべき子ことにGCUでありながら全面再塗装という破格の待遇で検査を通されています。同じGCUでも05ー110Fは外観に手を加えられていないのに…。


こちらの記事もご参照下さい
※05ー110Fは6月4日にマンガライ~デポック間で回送されており、
このまま運用離脱の可能性があります。←6月10日夜にデポック
~ジャカルタコタ間で車両交換回送があり、11日からプリオク線で運用復帰しています

ちなみに、上記記事の最後に管理人は「P24期限を3月2日に書き換えた理由がますます謎です(もし、2か月の休車分を考慮していたのだとすると、5月2日で検査切れなんですけどね)」と記載していましたが、どうもタイミング的にその通りだったようで、休車期間(2か月)分は検査期限を自動的に引き延ばすことが可能ということがわかります。かつてなんて、使い倒し期間に入れば、検査期限に関わらず半年でも1年でも走らせていましたが、全てデジタル化され、管理が厳格になった今、このあたり、非常にしっかりしてきていますね。例外は認めないと言うことでしょう。ですから、5月2日で即日離脱廃車とうことも考えられましたが、デポック電車区の廃車処理は合計127両(オフレールされていない東急40両含む)となり、国が求めるCLI-125系相当数を廃車することという基準は既にクリアしていることから、状態の良い7122Fをここで廃車する必要はないという判断に至ったのではと思います。結局、CLI-125系のデビューは大人の事情で6月1日まで持ち越されましたし(もしデビューしていたら7122Fの廃車もあり得た?)。

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ナンバーのみならず、前面は全て化粧直ししていることがわかります
側面は洗浄したのみ

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更新された検査表記
今度こそGCUを通されました
次のポイントは11月にP24があるか否かですね

7000系は6000系に比べ、同じチョッパ車でありながらトラブルが少なく、車体の状態も良いことからKCI社内では非常に重宝しているように見えます。会計報告書によれば、2023年に東京メトロから7000系のメンテナンス講習(オンライン)を受けていることも確認されており、もしかすると7000系に8618F、6106F、6107F、05ー110F亡き後のポストサークルPの座が用意されているのかもしれません。次なる注目は11月に要検(P24)があるのか、それとももう一度GCUを通して6か月延長があるのかです。ここで再塗装をしたということは、再GCUはあるような気がしますが、どうでしょう。一方の05ー110Fはいい加減、9月を迎えずにオシマイなのかもしれません。7123Fも5月も塗装付きGCUで出場していますので、続報をお待ちください。

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