
初のコンパートメント2両連結‼
既報の通り、6月1日からガンビル~スラバヤパサールトゥリ間の特急Argo Bromo Anggrek(1列車~4列車)にコンパートメントスイートの連結が開始されています。コンパートメントスイートは、2023年10月から特急BIMAへ連結され、非常に高い乗車率を誇っています。その為、今回、追加で4両が改造され、連結対象がKAIが誇る看板特急、Argo Bromo Anggrekになった格好です。所要時間、わずか7時間45分の同列車に果たして個室需要があるものかと思いますが、従来の開放型のラグジュリースリーパーがほぼ満席だったことを考えれば、奮発するお金持ちはいるということでしょうか。夜行では寝て、起きたらもう終点ですので、乗り鉄するなら昼行便が良いでしょうね。全区間乗車時の料金は210万ルピアから。ちなみにBIMAのコンパートメントスイートも現在、同額に設定されているため、どうせ乗るなら所要10時間越えのBIMAですよね…
BIMA用1次車に比べ、壁面テレビが増えていますかね

T1 0 09 03 PWT, T1 09 04 JAKK
なお、従来連結されていた開放型のラグジュリースリーパーは同じくガンビル~スラバヤパサールトゥリ間のスンブラニに転用されています。面白いのは、営業開始後まだ1か月未満の状態で撮影した為、月検査未実施、つまり所属表記が改造前のままになっていることです。09 03の方は本来、寝台車(T)の配置などあり得ないPWTになっています。1か月だけの期間限定の所属(書類上)になります。BIMA用は2運用3両配置でJAKK所属ですから、BIMA車は今後、Argo Bromo Anggrekの共通予備も兼ねることになると思われ、その場合、一般車はSBI、コンパートメントはJAKK配置となるのかなと思いましたが、意外にもSBI配置でした。というのも・・・。

スラバヤ発便もしっかり撮影

T1 0 09 02 SBI, T1 0 09 01 SBI
今回の2次車は手すりが金色になるなど、外観にも小変化があります

なんと

スラバヤ発便もしっかり撮影

T1 0 09 02 SBI, T1 0 09 01 SBI
今回の2次車は手すりが金色になるなど、外観にも小変化があります

なんと
09 01, 09 02は一足先にBIMA代走で?4月には運用入りしていたようで、既に月検査を実施済。改造出場日も2025年1月31日となっています。月検査のタイミングでSBIが後から刻印されているのがわかります(ここだけフォントが異なる)。しかし、先日のミント帯改造車もそうでしたが、09年製の小窓ARGOももはや改造タネ車になってしまう世代なのですね。
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