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Ts2は微妙なマイナーチェンジ

6月11日深夜から12日にかけて、ジャカルタ首都圏向けINKA製新型電車CLI-225系第2編成のうち、マディウン側の6両(2006,2005,2004,2003,2002,2001)がマディウン~デポックの間で配給輸送されています。CLI-225系は3月17日に第1編成が落成し、マディウン~ソロジェブレス間で配給輸送されていましたが、3か月ぶりの出場となりました。先行量産編成とも言える第1編成に対し、デザインを中心とした細かい部分にマイナーチェンジが発生しています。なお、今後は毎月1編成のペースで落成が続く見込みで、6月、7月は毎月CRRCから2編成、INKAから1編成と、かなりの忙しさになりそうです。




今回、発駅がマディウンに変更になりましたが、基本的なスジは同じで、走行シーンは第3・第5事業部管内で撮影するしかありません。ただ、今回、初めて遅いスジでの施行となり、撮影地選びには難儀しました…。まあ、本番は2回目ですので、ロケハンもかねて。

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遅いスジにも限らず、この区間だけ待避無しで
1時間も早く来てしまいました…
側面に日が回らず…

第2編成のキモは、冒頭画像の通り、側面デザインの変更にあります。ウェーブ帯というのはKAIグループの十八番であり、これまでも多くの客車に採用されてきました。しかし、第1編成ではこのウェーブが、号車内で完結しており、編成を通しての連続性を欠いていました。それで、さっそく編成美が損なわれているとクレームが入ったようで、さっそく第2編成からは修正が入りました。ほんと、ここへの執着は毎度毎度、凄まじいですよねぇ。


比較用に1001F画像を置いておきます

というわけで、側面を綺麗に撮らなければ全く意味がないのですが、一発目は側面に日が回らず撃沈。夕方まで晴れることを期待して、午後ポイントへ。で、冒頭の通り、なんとか晴れてくれまして、記録に納めることが出来ました。

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比較すれば一目瞭然かと思います

この結果、赤色部分が朱色と濃い赤色に変更、また運転台付近のデザインが現状の斜めカットをオマージュしたようなものになり、この変更はなかなかのファインプレーです。

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2001号車
運転台付近のデザインに注目

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台車付近にも小さな変化がありますが、おそらく誰も気づかないでしょう
前照灯付近の処理は、今回、角が丸い鍵穴タイプとなりました

遅スジの為、第三事業部管内での待避が非常に多く、ジャティバランでほぼ日没となりました。日没まで雲一つない天気には救われました。ジャカルタもいつもこれくらい晴れてくれれば良いのですが。

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撤収前に最後の1発

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この先も道中、ご安全に

今回の編成は以下の通り。
←MN K2  0 81 15 CN+K2 0 78 08 PWT+K2 0 86 36 PWT+K2 0 81 14 PWT+KMP3 0 09 02 KTA, CLI-225.2001, CLI-225.2002, CLI-225.2003, CLI-225.2004, CLI-225.2005, CLI-225.2006, CC206 13 49 CPN YK→DP

緩急車がK2で組まれるのは珍しいですね。

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