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ようやく撮れたYokoso‼カット
(8001号車)

6月上旬に中国青島港を出港していた貨物船Prospect Ocean(今回は珍しくCOSCOじゃないんですね)が6月26日夕方にジャカルタタンジュンプリオク港に着岸、26日夜から27日午後にかけてCRRC製CLI-125系8001F、9001Fの水切り、オンレール作業が実施されました。デポック電車区までの配給は従来同様に4回に分け、28日夜までに完了しています。月1ペースでの船着岸も残すところあと1回になりましたが、ようやく念願の日中時間帯の先頭車水切りとなりました。これまで、ことごとく先頭は日没後か深夜というのが恒例でしたので。これで安心して、来月の最終回を迎えられそうです。




今回、いつものCOSCO船より一回り小さい、中型貨物船でクレーンは2か所のみのタイプ。日本からの中古車輸送でも稀に発生していましたが、最大つり上げ重量が小さい為、船体クレーンでは車両の吊り上げが出来ず、港側の可動式クレーンでの車両吊り上げという久々のシーンが拝めました。船体クレーン及び開放中の鉄板の隙間も狭いことから、相当高くまで一度吊り上げるという大サービス(笑)

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ここまで高いのは川崎で見て以来かもしれません

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上がるわ上がるわ

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ようやく降りてきました

吊り上がって来たのは8001号車で、9001Fは既に全車オンレール、パソソで組成済でした。パターンを見ていると、数字の大きい方から先に出てくる傾向がありますね。小さい船の場合、船体バランス等で、本来の順序通りに出てこないこともありますが、今回はパソソでの組成順通りに出てきましたので、待ち時間短く、一発で先頭車を拝めたのは幸いでした…。下手すると5時間、6時間コースとかざらにあるので…。


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日中の陸送も初なので、こちらも記録
(8001号車)

その後、そんなに待たなくとも8012も出てきそうな気配だったため、そのまま待機して、8012の陸送も。

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トレーラー積載向きも中古車と違ってパターン通りなので有難いです

生憎の天気の週末でしたが、一瞬薄日が差してラッキーでした。なかなかCRRCの撮影には難儀しましたが、これで悔いはないです。12連貫通なので、先頭車率が少なすぎるので、難しいですよね。

さて、パソソからも先にオンレール済の9001Fの配給が発車というので、カンプンバンダンへ急行。カンプンバンダン、スディルマンと毎度の追っかけです。ここからはいつものカット量産ですので、ご了承を。

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6106Fとの離合を期待しましたが、タッチの差で
6106Fが先に行ってしまいまいました

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定位置
程よい曇りで良し

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今回の配給の最大のネタがこれ
元大統領専用荷物車B0 54 03 JAKK

緩急車は通常通り、4両連結されており、初回配給ではデポック方より、MP3 0 14 05 JAKK・B0 54 03 JAKK・B0 07 09 JAKK・B0 09 02 JAKKとなっていますが、中でも目を引くのが緑の荷物車ながら、2013年頃?から採用されているCARGOロゴが入らず、昔のONS塗装に準じた白い斑点のみのB0 54 03 JAKK。これ、コアな趣味者ならピンと来るであろう、大統領用荷物車ですね。荷物というか、自動車輸送がメインです。その為、連結面が観音開きになっていて、貫通幌がありません。ジョコウィ時代に何度か私も走行を目撃していますが、とはいえ年に1度あるかないかのレベル。しかも、昨年にはSSNG仕様の冷房付きの後継車が落成しており、既にJAKGに配置されている(未だに運用就く機会はないですが)為、マニアの間ではB0 54 03 JAKKは既に引退していると言われていました。が、まさかまだこんなピカピカに整備されている…ということで、CRRC新車よりも注目を集めていました。

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Balaiyasa ManggaraiでP24を通したばかりでした
54年製って、もはや最古参級ですよ

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なので、返空も撮っちゃいました(笑)

で、夜の9001F後ろ6両は体力が持たない為、パスしまして翌朝の8001Fの前6両を。港でYokosoしているだけに、さすがにこれは撮らないと。朝ケンタからのコタ駅へ。

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入線
プリオク線臨時貨物列車運転も残すところ僅かですね

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7001Fが2025年製ですので、8001Fも当然、2025年銘板になっています

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おや、空調の予備パーツもついでに運んでいますね
第1陣・第2陣のメンテナンス(月検)がボチボチ始まりそうですね

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引き通しのエアホース

先回りできるが微妙でしたが、環状線内の駅通過速度を見ておきたかったので、毎度毎度のスディルマンへ。

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いい感じの薄晴れでラッキー

前回、第4陣(6001F・7001F)の配給輸送時には、再び環状線内に限って駅通過速度が5㎞ー10km/hという凄まじい速度制限になってしまい、輸送に時間を要したわけですが、その後、6月1日から同形式が営業列車として毎日通過していることから、もはや制限をかけることもないだろうと見ていると、やはり今回からは速度制限がなくなっていました(駅間走行と同じ40㎞/h程度)。というか、ホームをよく見ると、なんか思い切り削ってありませんか?もしかして、やらかしたのはスディルマンのこのホーム延長部分??

さて、6001F・7001Fもまだ営業投入されていない中でのデポック到着。CRRC4本、INKA2本が留置線を占有している中ですが、置き場の都合もあり、そろそろ6001F、7001Fも営業入り、そして8001F・9001Fも直ちに4000㎞走り込み試験が始まるでしょうか。そして、次回はいよいよ最終回。10本目、11本目となり、附番方法にも注目が集まりますね。

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