というわけで、こんな状況ならマンレポはお休みでも良かったのですが、ネタの消化不良＆アップデートがありますので今週も更新。前回のマンレポでお知らせした通り、6月18日から供用を開始しているボゴール駅～ボゴールパレダン駅への連絡橋の状況をアップしないとならないのですが、その前に・・・。

ツイッター版ではお知らせしていますが、6月29日のタナアバン駅線路切り替えに伴う時刻修正が入ったばかりという中、なんと7月1日に再度の時刻修正。これは、国営企業大臣から空港線の所要時分短縮要請を受けて、ブカシ・環状線、タンゲラン線の時刻を修正したことに伴うものです。空港線との兼ね合いで、タンゲラン線、ブカシ線・環状線に時刻修正が発生しています。

また、6月29日から早朝のブカシ線の始発客扱い駅の変更について、前回のマンレポにてタナアバン滞泊に変更なしとしていましたが、改めて確認するとタナアバン夜間滞泊運用2本は廃止されており、振替でマンガライ5・6番線滞泊に変更となっていたことを追記いたします。


ご覧の通り、空港線は7月1日からBNI City～スカルノハッタ間が39分となり、従来に比べて10分程度の短縮を図っていますが、厳密には短縮されたというよりかは、旧ダイヤに戻ったといった方が正しいですね。もともと空港線は2019年12月のダイヤ改正でタンゲラン線内で90㎞/h運転を開始し、途中駅での追い越しこそないものの、タンゲラン線各駅停車の直前を走るように組まれ、41分運転を実施していました。それが、あまりの利用低迷から2021年2月改正で将来的な各駅停車化を見据えた平行ダイヤが導入され、ドュリでの折り返し時間拡大もあり、同区間の所要は47分になっていました。その後、ラワブアヤに追加停車しても、所要時間は変わらなかったため、相当スジが寝ていることが明らかだったわけですが。しかし、運賃差問題に決着がつかず各駅停車化は実施されないまま、今日に至っています。そして、結局は先祖帰りするこいうことで、迷走を続ける結果に。エリックトヒルからの絶対命令ではどうすることも出来ませんからね。

ただ、今回の時刻修正ではタンゲラン線各駅停車も速度向上が図られ、90㎞/h運転が開始されています。各駅停車もドュリ～タンゲラン間で3分程度所要時間を短縮しています。空港線も引き続きラワブアヤにも停車して、この所要時間ですからかなり本気で飛ばしていることになりますね。上り空港線のタナアバンでの先行追い抜きもかなりの頻度で実施されそうです(改良工事完成後はタナアバンにも空港線が停車するようです)。


ちなみに6月24日には空港線BNI City駅でVisa タッチ決済の公式リリース式典があり(実際には5月にはソフトラウンチングしていました)、今後、空港線のクレジット決済でひと悶着することは減りそうです。さすがにある日突然、クレジット決済端末が撤去されるなどというトホホな顛末になることはなくなるでしょう。なお、このVisaタッチ決済は改札に直接タッチではなく、あくまでも券売機での決済に限られています。将来的には改札機でのタッチも視野に入れられているようです。



というわけで、本題。ボゴール～ボゴールパレダンまでの連絡通路経由での乗り換え経路を紹介していきます。なお、これに伴い6月18日からスカブミ線パンランゴ号はボゴールでの客扱いは廃止となっています。スカブミ線ご利用の際は、検索場面でボゴールパレダンと入力しないと空席照会・発券が出来ません。また、ボゴール～ボゴールパレダン駅の乗り換えは、新通路経由でも最低10分は見積もらないと乗り換えが出来ませんので、時間に余裕を持った行程を強く推奨します。スカブミ線パンランゴ号を巡っては、しばしば乗り継ぎできなかった、当日窓口で切符を買おうとしたら買えなかったなどのトラブルの話をいただきますので、くれぐれもご注意ください。ツイッター版で注意喚起しても、ほぼ反応がなかったので、改めての注意喚起です。

◆収支がかなりマズイ棒◆

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