
搬入後、わずか1日で初回性能確認試験を実施
7月19日深夜から翌20日かけて配給輸送され、21日早朝にデポック電車区に到着していたINKA製新車、CLI-225系3001Fですが、なんと22日夜にデポック~ジャカルタコタ間往復でさっそく本線試運転を実施しています。わずか1日で組成、構内試走を終えて本線に出てくるとは驚きです。もっとも、まだ性能確認の状態で、力行、制動試験、勾配起動試験が実施されている模様です。丸一日追いかけてきたばかりで疲労困憊でしたが、怪社で残業がてら、終電間際のマンガライ駅に行ってきました。

全く変わり映えしませんか?
いや、2001Fでは貼り付けのなかったUJICOBAステッカー
が再び掲出されています

マンガライは一応、停車しましたが停目が限界いっぱいのため
停車中はこれが限度…
で、びっくりしたのがこの発車シーン。なんと3001Fからは警笛がKFWや空港線、そしてLRTでお馴染みのINKA標準??の下品なフォーンに先祖帰りしてしまいました。どうしてそうなる...。

一応後追い
今回、ライト周りは丸形ぽいですね
さて、独立記念日まであと1か月を切っていますが、国営企業副大臣との約束通り、1001Fの8月17日の運行開始は実現するのでしょうか。CRRC新車が続々、走り込みをして運輸省認可を取っていっている中、未だにINKA新車の走り込みが始まらず、1001Fも久しく本線上に姿を現していません。2001Fも一か月前に数日間性能確認試験をしたっきりで動きなく。今回、3001Fが到着したので、とりあえず走らせてみたという感じなのかもしれませんが、集中すべきは1001Fの再調整と走り込み再開と運輸省認可取得ではないのでしょうか。新たに編成が到着しても、前の編成の走り込みが終わるまでそのまま電車区で放置しているCRRCとは真逆の対応で、インドネシアらしいというかなんというか。それにしても、未だにボゴール入線すら果たしていないというのは気がかりです。デポック~ボゴールボ連続上り勾配で規定の性能を出せないのか、何か不安材料があるのか。
あと2週間ちょっとで動きが出てくるのでしょうか。
あと2週間ちょっとで動きが出てくるのでしょうか。
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