
ついに11本全編成の納入が完了
(1112号)
撮影:Mr.Ronnie
7月上旬に中国青島港を出港していた貨物船DA FU(今回から再びCOSCO船です)が7月24日午後にジャカルタタンジュンプリオク港に着岸、同日夜から25日昼過ぎにかけてCRRC製CLI-125系、第10、第11編成のの水切り、オンレール作業が実施されました。24日にはデポック電車区からINKAマディウンへの05系配給もあり、どちらかを選ばなければならず、当然CRRC着岸は毎回撮っていますので、05系の方に行ったわけですが、船の着岸が1日遅れたこと、さらに積み荷の積載順序の関係で車両の水切りは25日午後までかかったわけで、掛け持ちも可能でしたが、このところの追っかけ続きで、体力の消耗も激しく、今回も現地取材はMr.Ronnie氏にお願いしました。

1両ずつオンレールされていきます
(1101号)
撮影:Mr.Ronnie
24日夜からスタートした作業ですが、まず水切りされてきたのは最終編成となる11本目。皆さんが注目しているナンバー問題がついに明らかになります。

妻面表記は当然、第11列
撮影:Mr.Ronnie
さて、その答えは!!

はぁ??
撮影:Mr.Ronnie
完全にKCIの先読みの甘さですよね。だから、第1編成に1001なんて附番しちゃダメだろとあれほど…。CRRCもびっくりですよ。何らかの工夫をして、第10編成問題を解決するのかと思いましたが、9001の次、「10番」をすっ飛ばして単純に1101、1201と来ましたか…。というわけで、冒頭2枚の1101と1112の2枚の写真は第11編成ではなく、第10編成なのでした…。INKA新車でも同様の10飛ばしが発生するんでしょうね。カウントが面倒くさすぎるでしょう…。

記念すべき132/132は“10本目の12号車”1112号‼
撮影:Mr.Ronnie

ついにインドネシアの地に足を下ろします
撮影:Mr.Ronnie
1月30日から始まったCRRCからの怒涛の新車調達は予定通り、毎月2本ペースで全11本の搬入が完了しました。運用開始前の第8編成、第9編成が先例通り8月デビューとなるでしょうから、最終編成は9月中旬から下旬の運用投入でしょうか。11本が出そろえば、いよいよチョッパ車をこれ以上残しておく必要はなく、203系以外は運用を終了することになるでしょう。

最後の配給は晴れ(7月26日)
撮影:匿名希望様
配給組成は以下の通りでした。
◆CRRC第10編成、第11編成配給
Depok ← CC201 99 01R JR, CRRC 6B, B0 08 18 JAKG, B0 07 11 JAKG, B0 54 03 JAKG, KMP3 0 65 17 JAKK → Pasoso

最後の配給は晴れ(7月26日)
撮影:匿名希望様
配給の様子もいただきましたのでアップしておきます。わざわざこの為に?東方の某国より出張いただきましてありがとうございました....。CRRC配給の思い出と言えば、準備出来次第発車ではなく、毎回、所定パターンでのキッカリ発車というのも印象的でした。午前便はどんなに早く組成完了していても10時過ぎにパソソ発で、ドピーカンな時間帯ながら白昼の配給を記録出来ました。朝早く出してくれれば、順光で環状線内で撮れるのに…。ラッシュ時間を外しているのかなと思えば、夕方便はパソソ18時前後発でモロピーク時間帯に突っ込んできて、利用者のひんしゅくを買いながら通過していくのが面白かったですね。かつては、準備出来次第、即発車、いや最近は営業時間帯の配給はほとんどなく、終電後にひっそりとプリオクを発車というのが定番でしたので、中国側の就労規定等の兼ね合いがあるんだろうなぁと思います。高速鉄道建設時も夜間作業はほぼしていなかったですからね。
◆CRRC第10編成、第11編成配給
Depok ← CC201 99 01R JR, CRRC 6B, B0 08 18 JAKG, B0 07 11 JAKG, B0 54 03 JAKG, KMP3 0 65 17 JAKK → Pasoso
◆収支がかなりマズイ棒◆
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