
先週末のゲート前
またまた2週間ぶりのゲート前です。7月の全検(P48)入場編成は早々に出場していることから、注目は要検(P24)編成ですね。ご覧の通り、205系H11編成が外板整備を済ませ留置中。土曜日の夜にブキットドゥリ電車区に回送されており、週明けからの運用復帰が予想されます。前面ロゴは前回のステッカーサイズを踏襲して、小型なんですね…。隣のM24編成はこの2週間動きなく、無しをしているのか気になります。H2編成はようやく姿を消しましたね。こんな状況ですので、既に8月の全検(P48)編成は既に取り込まれていると見え、おそらくH25+H24編成ではないかと思われます。

日曜日にはナハ12+ナハ11編成が車輪削正に押し込まれていきました
さて、このところCRRC及びINKAからの新車大量導入につき、ネタに忙殺されており、一体どこから手を付ければいいやら…といった感じなのですが、先週の一大ニュースと言えばこちらでしょう。
8月1日15:47頃、プガデンバル駅構内でスラバヤパサールトゥリ発ガンビル行のアルゴブロモアングレック(1列車)の後ろより5両、K1 0 23 50 SBI,K1 0 23 45SBI, T1 0 09 02SBI, T1 0 09 01 SBI, P0 23 06 SBIが脱線しました。この通り、2両はコンパートメントスイートで、車両繰りがつくまでアルゴブロモアングレックの全列車でコンパートメントスイートの発券を当面の間停止しています。チケット購入者に対しては払い戻し、又はかつてTが使用できなかった際、ビマやアルゴスメルで実施したようにパノラミック等での代走となるものと思われます。
脱線事故発生区間はひたすらの直線区間で、トップスピートの120㎞/hで通過することから衝撃はかなりのものだったはずで、死傷者が出なかったのが不思議なほどです。車両も転覆までは至っておらず、Tもマンガライ工場での修繕後、復帰となることでしょう。原因は現時点で明らかにされていませんが、今回、分岐部での泣き別れということではなく、単にレール締結の不備あたりではないかと思われます。分岐器が酷く破壊されていますが、その前から脱線しており、それで破壊されたという感じに見えますし。
約80本が運休し、社長自らが公衆の面前(ガンビル駅)で頭を下げるという異例の事態に
就任以来、メディア露出控えめだったドゥディ運輸相もついに登板
この事故の影響でジャワ島管内の各列車は8月3日午後時点でもダイヤが大幅に乱れています。とりあえず、走らせられる列車は行けるところまで走らせるという毎度の方針から、後続列車はチルボンから一旦クロヤまで後戻り、ないしはテガルからプルプックに入り、クロヤからバンドン山線経由で迂回運転、ジャカルタからの下り列車も同様の手配となったことから、ただでさえ大迂回、速度の出せない山線で、上下線の交換待ちも加わり、最大で12時間弱の遅れで各列車が終着駅に到着しています。事故現場の開通を待ってから走り出した列車の方が早く到着いているという…。
この大規模遅延を引きづって8月2日朝は車両繰りがつかず、大多数の列車が運休。ガンビルから朝、大多数の長距離列車が発車しないという異常事態でした。9月3日朝からほぼ運休はなくなったものの、車両手配の都合で1時間から3時間程度の遅れで各列車が発車していました。また、各所の波動用車両がかき集められ、一部列車は救済編成での運転となりました。まあ、時刻も読めないですし、撮影はしていません…。

8月3日朝も2時間前後の遅れが発生していました
一例を挙げると、こんな組成が....。
8月2日上りパンダルンガン(31列車)
脱線事故発生区間はひたすらの直線区間で、トップスピートの120㎞/hで通過することから衝撃はかなりのものだったはずで、死傷者が出なかったのが不思議なほどです。車両も転覆までは至っておらず、Tもマンガライ工場での修繕後、復帰となることでしょう。原因は現時点で明らかにされていませんが、今回、分岐部での泣き別れということではなく、単にレール締結の不備あたりではないかと思われます。分岐器が酷く破壊されていますが、その前から脱線しており、それで破壊されたという感じに見えますし。
約80本が運休し、社長自らが公衆の面前(ガンビル駅)で頭を下げるという異例の事態に
就任以来、メディア露出控えめだったドゥディ運輸相もついに登板
この事故の影響でジャワ島管内の各列車は8月3日午後時点でもダイヤが大幅に乱れています。とりあえず、走らせられる列車は行けるところまで走らせるという毎度の方針から、後続列車はチルボンから一旦クロヤまで後戻り、ないしはテガルからプルプックに入り、クロヤからバンドン山線経由で迂回運転、ジャカルタからの下り列車も同様の手配となったことから、ただでさえ大迂回、速度の出せない山線で、上下線の交換待ちも加わり、最大で12時間弱の遅れで各列車が終着駅に到着しています。事故現場の開通を待ってから走り出した列車の方が早く到着いているという…。
この大規模遅延を引きづって8月2日朝は車両繰りがつかず、大多数の列車が運休。ガンビルから朝、大多数の長距離列車が発車しないという異常事態でした。9月3日朝からほぼ運休はなくなったものの、車両手配の都合で1時間から3時間程度の遅れで各列車が発車していました。また、各所の波動用車両がかき集められ、一部列車は救済編成での運転となりました。まあ、時刻も読めないですし、撮影はしていません…。

8月3日朝も2時間前後の遅れが発生していました
8月2日上りパンダルンガン(31列車)
K1 0 02 18 KTG,K1 0 86 18 KTG, K1 0 82 07 KTG, K1 0 86 19 KTG, K1 0 86 17 KTG, M1 0 68 03 KTG, K1 0 82 06 KTG, K1 0 66 27 KTG,K1 0 78 06 KTG,K1 0 86 20 KTG, P X XX XX
所定はK1 SS+Priorityですが、全車KTP所属のボロで運転されました。KTPにPriorityの配置がないことから、Priorityと同じ大窓のK1 0 02 18にPriorityのサボを設置し、Priorityとして運転…。さすがに差額は払い戻されているものと思いますが。それとも無料の弁当を付けるのと引き換えに差額返金は無し?
8月2日のパラヒャンガン(135・136列車)
所定はK1 SS+Priorityですが、全車KTP所属のボロで運転されました。KTPにPriorityの配置がないことから、Priorityと同じ大窓のK1 0 02 18にPriorityのサボを設置し、Priorityとして運転…。さすがに差額は払い戻されているものと思いますが。それとも無料の弁当を付けるのと引き換えに差額返金は無し?
8月2日のパラヒャンガン(135・136列車)
K3 0 12 33 SLO,K3 0 14 18 SLO, K3 0 12 41 BD, MP1 0 03 01 BI, K1 0 18 49 BD, K1 0 18 134 BD, K1 0 18 90 BD
所定K1 SS+K3 SSのパラヒャンガンですが、スラバヤ方面からの到着遅れの為、なんと予備車として寝ていた元水色のK3 AC+K1 SSという白銀トンデモ組成で運転。このK3、先日ボックス座席から回転式リクライニングシートのNew Generation化されたばかりで、車両はボロながら、集団見合い式のK3 SSよりグレードが高いという。それはともかく、急行専用のK3 ACが特急運用に入るというのは前代未聞。定時で来ればまあ、撮れたと思いますが実際は2時間くらい遅れていたようで。
8月2日・3日のガジャヤナ(35・36列車)
これも所定はK1 SS+Laxuryですが、ボロ寄せ集め編成による代走となり、Laxuryは非連結となっています。この編成は日中、間合いでパラヒャンガン(133・132列車)に入ることから、電車撮影のついでに撮れればいいやくらいの気持ちでいると、約1時間遅れでやってきましたので、記録として上げておきます。

もはやレバラン臨ですら見られなそうな懐かしのARGO編成
サボだけLuxuryを期待しましたが掲出されていませんでした
(差額返金対応?)
所定K1 SS+K3 SSのパラヒャンガンですが、スラバヤ方面からの到着遅れの為、なんと予備車として寝ていた元水色のK3 AC+K1 SSという白銀トンデモ組成で運転。このK3、先日ボックス座席から回転式リクライニングシートのNew Generation化されたばかりで、車両はボロながら、集団見合い式のK3 SSよりグレードが高いという。それはともかく、急行専用のK3 ACが特急運用に入るというのは前代未聞。定時で来ればまあ、撮れたと思いますが実際は2時間くらい遅れていたようで。
8月2日・3日のガジャヤナ(35・36列車)
K1 0 01 07 ML, K1 0 86 08 ML, K1 0 99 07 ML, K1 0 01 05 ML, M1 0 16 06 ML, K1 0 84 13 ML, K1 0 82 10 ML, K1 0 86 12 SBI, K1 0 84 14 SBI, P 0 18 18 ML
これも所定はK1 SS+Laxuryですが、ボロ寄せ集め編成による代走となり、Laxuryは非連結となっています。この編成は日中、間合いでパラヒャンガン(133・132列車)に入ることから、電車撮影のついでに撮れればいいやくらいの気持ちでいると、約1時間遅れでやってきましたので、記録として上げておきます。

もはやレバラン臨ですら見られなそうな懐かしのARGO編成
サボだけLuxuryを期待しましたが掲出されていませんでした
(差額返金対応?)
パンダルンガン編成も週末は日中間合いでパラヒャンガン(137・138列車)に充当され、ガンビルに定時だと16:04に戻ってくるので大した遅れなければ撮影できたのですが、17時になっても来る気配がないので、こちらは待たずに撤収。朝の138列車の時点で、1時間半近く遅れていたので....。バンドン側の折り返し時間でいくばくか吸収されるかなと思いましたが、単線区間の行き違いがハチャメチャになっているのか、遅れは回復しなかったようです…。
しかし、この車両繰りを見ていると、非120㎞/h列車に波動用車両をかき集めた代走編成を充て、120㎞/h対応K1 SSを捻出し、編成不足を補っているように見えます。かつてなら、K1, K2, K3ごとに製造年問わず座席数が固定されており、速度差もなかったことからより柔軟な対応が出来なものと思いますが、近年、車種が増えすぎ、さらに120km/h対応、非対応のくくりも出来ていることから、異常時の車両回しは頭の痛い問題ですね。一方で、続々と投入されるSSNGに対して廃車数は少なく、各所で波動用として温存していることが幸いし、運休列車は最小限に抑えられたのではないでしょうか。
しかし、この車両繰りを見ていると、非120㎞/h列車に波動用車両をかき集めた代走編成を充て、120㎞/h対応K1 SSを捻出し、編成不足を補っているように見えます。かつてなら、K1, K2, K3ごとに製造年問わず座席数が固定されており、速度差もなかったことからより柔軟な対応が出来なものと思いますが、近年、車種が増えすぎ、さらに120km/h対応、非対応のくくりも出来ていることから、異常時の車両回しは頭の痛い問題ですね。一方で、続々と投入されるSSNGに対して廃車数は少なく、各所で波動用として温存していることが幸いし、運休列車は最小限に抑えられたのではないでしょうか。
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