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ブラックフェイスに大規模なイメージチェンジ

8月17日からスカルノハッタ空港線特急車Ts6が新塗装になり、運用開始しています。側面中央付近には「80」のロゴが出ていること、運用開始日からして独立80周年の一環と見られていますが、従来の白地に青とオレンジの帯は、かつての空港線会社Railinkの標準色(メダン空港線も同じカラーリング)であり、現在のオペレーターであるKCIのカラーではありません。黒と赤の配色からして、KCI色とも言えるこの新塗装が今後、他編成にも広まるのか注目です。側面に限ってみれば、やはりKCIが運行するジョグジャ~クトアルジョ間のKRDE Holecとほぼ同じカラーリングであることからして、これが今後の標準になるのではないかと思われます。




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前面デザイン、もう少し何とかならなかったの…と思うのですが

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CRRCのイメージに合わせたんですかねぇ?

元々のデザインがあまりにも真っ白で何とも言えない感じ(現地鉄からPocongと言われるくらいでしたので)でしたので、それに比べればマシになったのかなとも思わなくもないですが、相変わらず原色好きですね…と。黄色の縁取りをわざわざ入れる必要があったのかなとは思います。しかし、全く同じ顔の非電化バージョン、ジョグジャ空港線の新型KRDEがINKA落成時はブラックフェイスで、その後KAIが全面緑の海坊主になってしまったのとは逆の展開で、面白いと言えば面白いですね。

2017年12月の開業以来、ほとんど変化がなく、現地鉄にも見向きされてこなかった空港特急車ですが、昨年の今時分から車輪と軸ばね(積層ゴム)の更新が始まり、さらにはようやくの全検(P48)入場を果たす編成が出てきました。しかし、入場してもなお、外装には手を加えられず、再塗装も無し。だいぶ痛々しい格好でしたので、デザインはどうであれ化粧直しされたことには意義があります。破れかぶれだった座席も、検査入場と関係なしに今年の初めごろから順次、シートの張り替えが行われており、これで内外装ともに美しく蘇ったことになります。赤字垂れ流しの空港線にカネは極力かけないという方針のようですが、順次新塗装化されていくことに期待します。

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検査のタイミングとは全く関係なしに塗り替えたようですね


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