
今度は貫通8連です
既報の通り、8月16日から8月18日の独立記念日連休の増発に合わせてジャカルタ地区で余剰となっていた205系武蔵野線M20編成、M4編成がジョグジャ地区(ソロジェブレス:SK)に転属していますが、当局より、記念日期間中は原則国産車KFWで回せとの通達があったようで、せっかく大きな国旗を設置したものの連休期間中の運用投入はなく、連休明けの8月19日が営業開始日となりました。それに先立ち、M4編成が8月15日に試運転を実施しており、19日の営業初日もM4編成が充当されました。理由は定かではありませんが、記事執筆時点(9月上旬)時点でM20編成は試運転が施行されておらず、営業に入っていない状態です。

独立記念日連休のデビューを期待しましたが…
しかし、どんどんこの先光線が悪くなるので連休明けにスクランブル発進‼

所属が今回から正式に第6事業部、SK配置になりました
前回はDP所属のまま貸し出し、月検査はクラテン電留線で暫定的に実施していました
武蔵野第12陣の3本のうち、2本がこのように転属になったわけですが、まさかシングルアームへの換装が転属フラグだったとは…。同時に換装されてもおかしくなかったM17編成は未だに菱形のままですからね…。KFWと同じに揃えたいということなのでしょう。
205系が不在の間にジョグジャ地区ではソロジェブレス電車区が運輸省の手により完成(12連対応‼)していることから、今回、正式にソロジェブレス電車区配置となっており、KFWと共に月検などのライトメンテナンスはこちらで実施することになり、検査表記を見ると8月14日に初回の月検をソロジェブレスで実施済でした。なお、それに伴い従来設置されていた前面のデポック電車区謹製の編成札は撤去してあります(札にDP所属表記があるため)。いずれSKオリジナルの編成札が設置されることに期待しましょう。
その他、おまけ写真をいくつか。

今回も前面展望が解禁されています
前回は物珍しさで、どの時間帯ももみくちゃになっていたので、改めて観察
マンガライ駅高架化に合わせて導入されたタブレットを用いた電子スタフにも注目

ずっと気になっていたM1~M4表示灯、このように改修されています
2018年に武蔵野線編成がジャカルタに到着当初、12連化がかなり遅れました。それは、5000番台化改造時に運転台のユニット表示灯を、単独M表示(5000番台のM車は限りなく1M方式に近い為)、通称M1~M4表示灯に改造されており、このまま12連化すると表示灯が不足(6M6Tになるため、M6まで必要になる)します。それで初回デビューから12連化されるまで半年以上かかっていましたが、運転台内部の配線を変更することで、M1~M4表示灯を従来のユニット方式の表示に戻していました(ただし表示灯のカバーの表記はそのまま)。ジャカルタでは先頭車は女性専用車であるため、今回、初めて現物を観察することが出来ました。ただ、転属に際して8連に戻されてしまっているので、M3以降が点灯することはもうないのでしょう。

行先LEDのROMはジョグジャ地区専用のものに交換済
また、前回との変化点としては、こちらの行先LEDのROMがあります。前回、2021年にM23+M22が転属当時、ジャカルタの行先表示器は全てが2016年に導入された森尾製の純正ROMでした。よってジョグジャ地区の行先表示に対応できないことから、営業開始に合わせて現地ROMと現地製LEDに交換されました。このとき、実はジョグジャ地区の行先と同時にジャカルタ地区の行先も収録していて、これが今後、全編成に広まるのかなと思っていましたが、その後、2022年半ばからジャカルタ地区に正式採用された現地ROMでは、ジャカルタ首都圏の駅名しか入っておらず、共通化されませんでした。
よって、今回の転属時にはなんらかの対応が取られるはずでしたが、なんとこの通り。回送、試運転、Palur, Yogyaの4コマしか入っていません。Solo BalapanやSolo Jebresも収録しないとは…。そして、Klatenまでの区間運行なども全く考えていないということなのですね。まあ、PSOの都合で、実態にあった運行が出来ないということで、諦めているのでしょう(実際、無駄な回送だらけです)。ジャカルタ地区では明らかに使わない駅名まで網羅しているのとは対照的です。

電圧は力行時1500V前後、惰行時1700V程度を示していました
よって、今回の転属時にはなんらかの対応が取られるはずでしたが、なんとこの通り。回送、試運転、Palur, Yogyaの4コマしか入っていません。Solo BalapanやSolo Jebresも収録しないとは…。そして、Klatenまでの区間運行なども全く考えていないということなのですね。まあ、PSOの都合で、実態にあった運行が出来ないということで、諦めているのでしょう(実際、無駄な回送だらけです)。ジャカルタ地区では明らかに使わない駅名まで網羅しているのとは対照的です。

電圧は力行時1500V前後、惰行時1700V程度を示していました

M20編成は通電していて検車係の姿もあったものの、
数時間通電させた後、またパン下げしてしまいました
◆収支がかなりマズイ棒◆
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