
なんだかワクワクしますねぇ
既報の通り、3月9日から運行(連結)が開始されているArgo Parahyangan Prioirtyですが、その後も連結が続いており、さらに4月に入ってから、連結列車がさらに増えており、2運用体制になっています。Tiket.comを見ていると、基本的に1週間前くらいに取らないと満席の状況が続いていましたので、自然な結果でしょうか。これに味を占めたKA Wisataがさらに特別車を増備して、他路線にも投入してくれないかとも思うのですが(ジョグジャ行きあたりなら有り得そうですよね)。それにしても突如伸びだしたバンドン需要、インドネシアって本当に何が起こるかわかりません。タイミングが全てモノを言うというか・・・。(完全に現地化した吉野家でさえ、かつては一度撤退したほどですからね)
さて、当地5月1日は祭日ということで、珍しく日本側の休みと被る(厳密には日本は平日ですが、GWで連休になっているので怪社の取引先はお休み)ため、数少ない祝日です(笑)そんな折、大先生からPriorityでバンドン行かないかとのお誘いを受け、快諾。私にとっては5年ぶりのバンドン線乗車となりました。だって、バンドンとか全く用件がないですからね、あんな町。ただ、活況を見せるParahyanganのウォッチングもしたいのも事実で、行きはPriority、帰りはステンレスK1 18という行程を組み、新顔列車乗り比べをすることに。

チケットにも、Argo Parahyangan Priorityと印字されており、
あくまでも別列車扱いになっています
もありますが、これにもまだ席に余裕がある感じ。暇なので、K3 17 Premiumにも初乗車を果たしておきました。確かに、先日乗ったステンレスのK3 18はこれと比べるとかなりのモデルチェンジが図られている印象ですね。半年しか使っていないのに、既に内装が草臥れているのは、INKAの設計云々よりも、素材の問題でしょう。K3 18の1年後と比べてみると良いかもしれませんね。
で、いよいよ今回の目的であるArgo Parahyanga22号となる、折り返しの19号がほぼ定刻で入線。マンガライ渋滞だのガンビル渋滞だの言われている割に、最優先列車として入ってくる客レはしっかり定時で上ってきますよねぇ。流石です。とにかくGambir側のParahyanganは着発で折り返しですので、遅らせるわけにはいきません。

車内清掃、スナックボックスの積み込み、カフェバーの補充など
の整備がテキパキと進みます。やれば出来るんですよ。

チケットにも、Argo Parahyangan Priorityと印字されており、
あくまでも別列車扱いになっています
デモのこともあり、早めに行って駅先端で撮影でもと考えていましたので、Gambirに着くと7:15発の臨時Argo Parahyanganがまだ停車中。勝手3連休最終日と言うこともあり、さすがに空席が目立ちました。こちらは間合いのK1 17です。さらに、その後7:50の名ばかりArgo、Argo Parahyangan Premium
で、いよいよ今回の目的であるArgo Parahyanga22号となる、折り返しの19号がほぼ定刻で入線。マンガライ渋滞だのガンビル渋滞だの言われている割に、最優先列車として入ってくる客レはしっかり定時で上ってきますよねぇ。流石です。とにかくGambir側のParahyanganは着発で折り返しですので、遅らせるわけにはいきません。

車内清掃、スナックボックスの積み込み、カフェバーの補充など
の整備がテキパキと進みます。やれば出来るんですよ。
臨時にまだ空きがあるにも関わらず、Priorityは私の予約時に残席1でしたので、当然の如く満席。金持ってるんだよねぇ、インドネシア人。日本でこれ走らせたら、爺さん婆さんしか乗らないでしょ(爆)なので、先に反対のドアから乗せてもらい、清掃終了後に記念?撮影。でも、座席回す前の後ろからの光景の方が、特別感があるかもしれませんね。

KA Wisataのアテンダントがお客の対応をします

KA Wisataのアテンダントがお客の対応をします
なお、KAIのチケットシステムで購入できるようになったものの、あくまでもKA Wisataの借り上げ車ということになっておりますので、通常の自動放送は切られており、こちらのスタッフが独自に放送案内を行っています。また、乗車時にチケットを確認するので、KAIの車掌はこの車両には立ち入ってきません。愛想の悪い国鉄車掌による検札がないのは良いですね(向こうも、今はほとんど検札省略されてますが、陰湿に外人にだけはチェックしたりしてるんですよね、これがまた・・・)。

発車すると早速スナックボックスが配給
オリジナルデザインなのがポイント高いです

中身。パン2個と菓子ですが、スナックとしては十分な内容です。
さすがにナシゴレンは出ないか!

発車すると早速スナックボックスが配給
オリジナルデザインなのがポイント高いです

中身。パン2個と菓子ですが、スナックとしては十分な内容です。
さすがにナシゴレンは出ないか!
スナックボックスと共に、水が支給された他、コーヒー・紅茶の類はセルフサービスで飲み放題です。また、車内には無料Wifiがあり携帯を繋ぐことで、映画等様々なコンテンツも楽しめます。なお、同じコンテンツが座席背面のディスプレイでも楽しめます。ただし、イヤホンは常に持ち歩いているのが当たり前の世界ですので、各自用意する必要があるようです。要するに、KAIが尊敬してやまないガルーダインドネシアの国内線サービスをまんまやっているという感じです。

日本映画も見れますよ

ミニバー。コーヒー・紅茶はここでセルフサービスです。

トイレ。タンク式のはずなのに、停車中使用不可というのは、
あくまでもレトロ感を出すための演出なのでしょうか??

Reskaのお姉さんによるシートサービス

日本映画も見れますよ

ミニバー。コーヒー・紅茶はここでセルフサービスです。

トイレ。タンク式のはずなのに、停車中使用不可というのは、
あくまでもレトロ感を出すための演出なのでしょうか??

Reskaのお姉さんによるシートサービス
なお、1号車Priorityと後ろの通常Eksektif間の貫通路に鍵はかかっておらず、行き来は出来るようになっており(通常号車から乱入してるく輩はいませんでした)、車掌は来ませんでしたが、軍隊による巡視とReskaのお姉さんによる弁当販売は行われました。但し、通路幅が狭く、ワゴンが通らない為、シートサービスとして、お姉さんが各座席に注文に回っていました。やはり、この辺のサービスは素晴らしいですよねぇ。そういえば、いつの間にかZupa Zupaスープが復活していましたね。どうやら、Gambir発の列車のみに積み込みがあるようです。

バンドン着。しかし、こうしてみると本当に華人だらけ。
これでは街歩きする気にならず。
(だからこそのPriority需要なんでしょうけど)
まあ、さすがにPriorityに乗る華人の皆さんは、車中で静かにされており、良かったです。とにかく重厚な座席に国鉄グリーン車標準フットレスト、それにKA Wisataスタッフによるおもてなしは素晴らしく、実に快適な3時間でした。しいて言うならば、82年製K2の改造車ということで、下回りはオリジナルのまま。そんなわけで、乗り心地はお世辞にも良いとは言えず、マニアに言わせれば旧客の揺れだの、10系客車の揺れだのという話になるわけですが、台車だけK1 17以降のものに交換していだければ、文句はありませんね。
そんなわけで、帰りはその新しい台車と、18年製モデル向けに新設計された新標準座席と合わせ技、K1 18ステンレスに乗車しようと思います。
続く

バンドン着。しかし、こうしてみると本当に華人だらけ。
これでは街歩きする気にならず。
(だからこそのPriority需要なんでしょうけど)
まあ、さすがにPriorityに乗る華人の皆さんは、車中で静かにされており、良かったです。とにかく重厚な座席に国鉄グリーン車標準フットレスト、それにKA Wisataスタッフによるおもてなしは素晴らしく、実に快適な3時間でした。しいて言うならば、82年製K2の改造車ということで、下回りはオリジナルのまま。そんなわけで、乗り心地はお世辞にも良いとは言えず、マニアに言わせれば旧客の揺れだの、10系客車の揺れだのという話になるわけですが、台車だけK1 17以降のものに交換していだければ、文句はありませんね。
そんなわけで、帰りはその新しい台車と、18年製モデル向けに新設計された新標準座席と合わせ技、K1 18ステンレスに乗車しようと思います。
続く
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